転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めますは、魔術を愛する第七王子ロイドを主人公にした謙虚なサークルのWeb小説です。学園編でロイドが通うウィリアム総合学術園(ウィリアム学園)には、学園を設立した魔術の祖ウィリアム=ボルドーの子孫の兄弟がいます。生徒会長の兄ノア=ボルドーと、非公式の組織「学園愚連隊」を率いる弟ガゼル=ボルドーです。顔を合わせれば「愚弟」「クソ兄貴」と呼び合って小競り合いを始める二人ですが、その不仲には家の役目にまつわる理由がありました。

この記事では、原作のWeb版(小説家になろう版)の本文をもとに、ボルドー家の役目、二人の能力と人柄、ロイドとの関係、ヴィルフレイ事件、最後の登場までを整理します。

ネタバレ警告:この記事はWeb版の学園編(第150〜197話)を中心に、最新の第257話までの重大なネタバレを含みます。TVアニメ(第2期まで)にノアとガゼルは登場していません。

この記事の基準:話数と台詞は、小説家になろう版(作品コードN5657FV)の本文で確かめたものです(2026年10月26日に全257話を取得)。書籍版・漫画版・アニメとの違いは最後の節で分けて扱います。

ノアとガゼルの正体と結末(結論)

  • 正体:魔術の祖ウィリアム=ボルドーの子孫で、ボルドー家の兄弟。兄ノアは生徒会長で「学園始まって以来の神童」、弟ガゼルは非公式の組織「学園愚連隊」のリーダー
  • 不仲の理由:表向きはボルドー家の後継争い。本当は、先祖が封じた魔人・魔族を見張る危険な役目を、相手に継がせたくなかった(第168話)
  • ロイドとの関係:ノアは生徒会へ、ガゼルは自分の舎弟へとロイドを別々に誘い、ロイドは両方に入る。掛け持ちがばれたあと、仲直りのお茶会で二人は毒に倒れる
  • ヴィルフレイ事件:魔族の結界「裏側」で魔軍四天王ヴィルフレイに追い詰められ、ロイドに救われる。第178話、そろってロイドの下に就くと誓う
  • その後と現在:封印された魔族の退治や「禁じられたダンジョン」でロイドに協力。最後の登場はガゼルが第191話、ノアが第193話で、第257話まで名前は出てこない

二人と周囲の人物の関係をまとめたのが図1です。

ノアとガゼルのボルドー兄弟と、ウィリアム=ボルドー、ロイド、ヴィルフレイ、グリモ、コニーの関係図
図1:ボルドー兄弟をめぐる関係(小説家になろう版の本文から整理)

基本プロフィール(メンバー一覧)

項目ノア=ボルドー(兄)ガゼル=ボルドー(弟)
立場ボルドー家の長兄。生徒会長。魔術科の主席非公式の組織「学園愚連隊」のリーダー
初登場第157話「学園最高の魔術師、前編」第156話「授業風景を観察します」
外見長い銀髪の線の細い青年。白い服を襟首まで留め、胸元に金の細工銀髪赤眼。学生服を着崩している
相手の呼び方弟を「愚弟」兄を「クソ兄貴」
能力舌の生体魔道具『双口』で一人で二重詠唱。常に結界を張る。氷の魔術。始祖の封印魔術『封魔弓』指を鳴らして撃つ無詠唱の『火球』。火系統最上位魔術『焦熱炎牙』。『封魔弓』
ロイドとの関係生徒会に誘う(第159話)。第178話でロイドの下に就くと誓う舎弟にする(第160話)。第178話で同じく誓う
最後の登場第193話(学園祭のダンスパーティー)第191話(学園祭の最終日)
アニメの声優TVアニメ(第2期まで)は未登場TVアニメ(第2期まで)は未登場

ボルドー家:魔術の祖の子孫と「古より続く大事な役目」

ウィリアム=ボルドーは、数百年前に魔界の軍勢が大陸を襲った「魔軍進撃」で魔人・魔族を倒し続け、ほかの才ある者にも魔術を授けた人物で、それがウィリアム学園の前身です(第174話)。学園長シドーは、兄弟をその名家の子として紹介しています(第156〜157話)。

家の役目は、お茶会でノアの口から語られます。「ボルドー家には古より続く大事な役目がある」。ガゼルの言葉では、それは「先祖の封じた魔人魔族の見張り」です(第168話)。封印はボルドー家に代々伝わる血統魔術で行い、その強さゆえに術者の寿命を削るとされます(第179話の地の文)。ロイドも以前、本で「ボルドー家の家長は短命」と読んでいました(第168話)。

ただし、ウィリアムの数多くの封印魔術のうち今に伝わるのは比較的易しい『封魔弓』だけで、ほかは使う必要のある敵がいなかったために失われていました(第173話)。図2は、その封印魔術がロイドの手に渡るまでの流れです。

ウィリアム=ボルドーの封印魔術がボルドー家の封魔弓として伝わり、ロイドが解析して灰魔神牙に使うまでの流れ
図2:始祖の封印魔術の行方(小説家になろう版第168〜179・199話から整理)

二人の能力・技

ノア:『双口』と常に張られた結界

学園長はノアを「かのウィリアム=ボルドーの再来とまで言われた魔術の申し子」と誇ります(第157話)。弟との小競り合いでは、水と風の二重合成魔術『氷球』を一人で撃っていました。普通は一人で二重詠唱はできませんが、ノアの舌には身体に直接つなぐ生体魔道具『双口』、つまりもう一つの「口」が付いていたのです(第157話)。ロイドが撃ち返した火球も、直撃の寸前に弾けました。「どうやらノアは俺と同様、常に結界を展開しているようである」(第158話)。

ガゼル:指を鳴らす無詠唱の火球

ガゼルの初登場は、的当ての授業で指を鳴らし、並んだ的をすべて吹き飛ばす場面です(第156話)。ロイドは「しかも今の魔術、無詠唱か? 普通ならかなり威力が落ちるがそのロスがすごく少なかったな」と驚き、始祖の血統魔術ではないかと考えました。ヴィルフレイ戦では火系統最上位魔術『焦熱炎牙』を目くらましに使っています(第173話)。

兄弟の『封魔弓』

二人は掌の魔力から純白の光の弓を作り、光の矢を放ちます。矢が触れた箇所の空間が歪んで相手と溶け合い、相手を空間の中に封じ込める封印魔術『封魔弓』です。術式には分析を弾く守りが組まれ、使うときもほかの魔術に混ぜて隠していました(第172話)。通常の魔族が相手なら十分ですが、最上位級の魔族には通じません。ヴィルフレイは矢を指一本で弾き、「俺にダメージを与えてぇなら封魔滅弓か、せめて封魔重弓くらいは必要だろ」と言いました(第173話)。

一人ずつの人物像

ノア=ボルドー:几帳面な生徒会長

ノアは女子生徒の人気を集める生徒会長で(第157話)、ロイドには「ロイド君」と呼びかけて穏やかに接します(第159話)。ロイドが小競り合いに割り込んだことを見抜きながら、それを生徒を守るための行動と受け取り、「純粋な正義の心の持ち主なのだな」と褒めて生徒会に誘いました。一方で、勧誘の後には「弟に先んじられるよりはマシ」とつぶやき、「全てはそう、来たるべき戦いの為に」と真剣な顔を見せています(第159話)。

ガゼル=ボルドー:面倒見のいい「兄貴」

ガゼルは粗い口調で、授業の的を壊しても「ふん、俺には関係のない話だ」と取り合いません(第156話)。ただ、ガゼルの話では、仲間たちはもともと学園愚連隊を名乗って悪さばかりしていた問題児で、ガゼルが叩きのめしてから大人しくなりました。今の愚連隊は「生徒たちがあまり悪さをしねぇように見張ってるんだ」という組織です(第160話)。面倒見がよく、魔獣コカトリスの捕獲でロイドが噛まれたときは、「……チッ、無事だったからよかったものの、心配したじゃねぇかよ。ったく、あんま無茶すんじゃねぇぞ」と叱りました(第161話)。ロイドを舎弟にしたのも、目立って面倒な輩に目をつけられないようにするためで、独り言では「来るべき戦い」にも触れています(第160話)。

物語での歩み(話数順)

二人が登場するのは第156〜193話です。主な出来事を並べたのが図3です。

ノアとガゼルの初登場から最後の登場までを話数順に並べた年表
図3:ノアとガゼルの歩み(小説家になろう版第156〜197話から整理)

二つの勧誘と掛け持ち(第157〜166話)

二人の魔術を見たくなったロイドは、小競り合いの白煙に姿を変えて飛び込み、魔剣『吸魔の剣』で二人の術式を集めます(第157〜158話)。その後、ノアに生徒会へ、続けてガゼルに舎弟へと誘われ、どちらも引き受けました(第159〜160話)。のちに魔道具部にも入り、二人のもとへはロイドそっくりの木人形に入れたグリモを通わせます(第162・167話)。

ロイドが新人の評判を下げる噂を流すと、兄弟は相手側が悪い噂を流したと思い込み、新人どうしを戦わせて決着をつけることになりました(第164話)。ロイドはガゼル側に、木人形のグリモはノア側に仮面で立ちます。偽名は、ガゼルが呼ぶロイドが「ロジャー」、ノアが呼ぶグリモが「ロデオ」です(第165〜166話)。引き分けのあと、ガゼルが叩いた木人形の首がもげ、ロイドがとっさに戦いを幻に見せかけたことで掛け持ちがばれます。どちらかを辞めるよう迫られたロイドは「一週間だけ待って欲しい」と頼みました(第166話)。

お茶会で明かされた不仲の理由と毒(第166〜169話)

ロイドは第二王子アルベルト(アルベルトのネタバレ解説)の助言で、仲直りのお茶会を開きます。コニーと作った感情を鎮める香の魔道具と薬膳茶で二人を落ち着かせ、喧嘩の理由を尋ねると、ノアは二人が「ボルドー家の後継候補」で、物心ついたときから競い合う関係だと答えました。そこから本音があふれます。

ガゼルは「封印守りなんて危険な仕事は俺に任せて、テメェはその頭で世界平和にでも貢献しとけや!」と叫び、ノアは「兄である私が弟に死ぬかもしれない仕事を任せられると思うか!? 貴様こそその天才的魔術センスを世の為人の為に役立てながら生きていけ!」と返します。最後は額をぶつけ合い、「いつ死ぬかわからないようなボルドー家の後継者なんぞに、お前がなる必要はない!」(第168話)。二人は互いを嫌っていたのではなく、相手を危険な役目から遠ざけたくて争っていたのです。

直後、茶を飲んだ二人は泡を吹いて倒れます。レンが「ペロッ……これは枯紅花の毒だよ!」と見抜き、早い処置で二人は助かりました。毒を入れたのはロイドの使い魔グリモで、ジリエルがその瞬間を見ていました(第168話)。命じたのはグリモの元の主人、魔軍四天王「緋のヴィルフレイ」で、二人が死ななかったことに怒って「おいおいおいおい、俺はあの兄弟にキチンと毒を盛って来いっつったよなぁ!?」とグリモを踏みつけました(第169話)。グリモ側から見たこの事件はグリモのネタバレ解説で扱っています。

「裏側」でヴィルフレイと戦う(第171〜174話)

ロイドが学園の上空に隠された魔族の結界「裏側」に穴を開けて入ると、それを見た二人も後を追い、双頭の番犬ケロベルスとの戦いに加わりました。ロイドは戦うふりをしながら二人を陰で支え、二人の光の矢を吸魔の剣で吸い取って『封魔弓』の術式を読み解きます(第171〜172話)。ケロベルスは空間をゆがめて二人を引き離し、主ヴィルフレイのもとへ送りました。

ヴィルフレイには目くらましの最上位魔術がかわされ、封魔弓も指で弾かれます。ノアが時間を稼ぐから逃げろと言い、「兄である私にはお前を守る義務がある」と譲らないと、ガゼルは「それより当主候補である兄貴を生かす方が大事だろ! やるなら俺だ!」と言い返します。ヴィルフレイは面白がって「――お前らのうち、どちらか一人だけを生かしてやろう。」と出口を開けますが、二人がそこで始めた言い争いは喧嘩のふりで、隙を突いて死角から封魔弓を放ち、出口へ走ります。しかし炎に阻まれ、本気になったヴィルフレイを前に、ノアは弟に本音を伝えました(第173話)。

「お前の魔力量、そして魔術を扱うセンスは私を超えている。それに愚連隊を名乗って悪童を集めていたのも、生徒会の手の届かぬ悪を自分たちで管理する為だったのだろう? そんな弟を持てて私は誇らしく思っているよ――ガゼル」

(愚連隊の成り立ちについては、第160話のガゼルの説明と少し食い違います。)ガゼルも、兄が誰からも尊敬される人だから自分は舐められないようにしていたと打ち明けます。その直後、封魔弓を手がかりに見よう見まねで組み上げた封印魔術でケロベルスを倒したロイドが、空間に開けた大穴から光の弓を携えて現れました(第173〜174話)。ガゼルは「つーか何で封印魔術を使えてるんだよ! あれは俺らにしか使えねぇはずだろが!」と驚きますが、ジリエルが「天の御使い」を名乗って言いくるめ、二人を外へ出しました(第174話)。決着は緋のヴィルフレイの正体ネタバレ解説を参照してください。

ロイドに従う誓い(第178話)

ビルギットとアルベルトが開き直したお茶会で、二人は「すまないっ!」と頭を下げます。ノアは「あれから話し合ったんだが、我々二人とも君を従えられるような器は持ち合わせていない」と続け、二人はそろって跪きました。

「ノア=ボルドー、今この時よりあなたの下へ就くことをここに誓います」「ガゼル=ボルドーも同じくだ。何かあったらなんでも言ってくれ!」(第178話)。二人はロイドの実力を誰にも話していません。ロイドはこのあと、ウィリアムが記したという封印魔術の書の原本十数冊を借り受けました。グリモによれば、二人は「相当渋っていやしたぜ」という様子でした。

封印魔族の退治と禁じられたダンジョン(第179〜182話)

学園編後半、ロイドは二人の頼みで、封印された魔族を封印石から出しては『灰魔神牙』で消していきます。寿命を削る制約を外した封印魔術も作りましたが、複雑すぎて二人には使えませんでした。それでもガゼルは「これ以上ロイドにおんぶに抱っこされてたら、ご先祖様に顔向け出来ねぇぜ」と言います。ほかの四天王の封印の祠は、二人が確かめると壊されて空でした(第179話)。

力をつけるため、二人はウィリアムが封じたダンジョンへロイドたちを案内します。最奥には始祖が危険すぎるとして封じた禁術・禁具が眠っていました(第179〜180話)。帰り際、コニーが二人も知らない隠し通路を見つけ、奥で四天王の封印石の数倍もある祠が見つかります。ガゼルは「恐らく御先祖が封印したものの、俺たちには任せられないだろうと存在を隠したんだろうぜ。」と推測しました。コニーが触れた石には亀裂が入り、水晶で見ていた四天王はそれを「魔王様」の封印石だと見ています(第181話)。

品定めでは、シルファが透き通った剣『白一文字』、レンが毒を増幅する『練毒刀』を手にします。魔力を消す小箱を村の人々のために借りたいと頼むコニーに、ノアは「……道具は人の役に立ってこそ。人々を助ける為というならば当然お貸しいたしましょう」と答え、ガゼルは「つーか、元々貸すつもりだったんだろ? 兄貴よぅ」と笑いました(第182話)。小箱(封魔器)のその後はコニーのネタバレ解説にまとめています。

学園祭と魔王ベアルの章(第191〜197話)

学園祭の最終日、コニーの魔道具に皆で魔力を注ぐ場面では、ノアの魔力でメーターが約一割動き、コニーが「流石は魔術科主席」と拍手します。同じくらいしか動かせなかったガゼルは「ハァ、ハァ……見ろ兄貴! 俺の方が上だぜコノヤロー!」と張り合い、ノアは「いや、大差ないだろう……」とあきれました(第191話)。この第191話が、ガゼルが登場する最後の話です。

続くダンスパーティーでは、魔軍四天王の一人・蒼のシェラハがノアをパートナーにし、その舞でノアは意思のない人形のようになり、周りの人々からもまともな意思が消えます(第192話)。シェラハはノアを盾として突き出しますが、ロイドの光の剣は魔族にだけ働く術式でできていたため、ノアの身体をすり抜けました。「ノアは無事だ。」(第193話)。これがノアの最後の登場です。直後の第194話で魔王ベアルがコニーの中で目覚めますが、二人の名前はもう出てきません。ベアルについては魔王ベアルの正体ネタバレ解説で扱っています。

最新話(第257話)時点の二人

学園編は第197話で終わり(後書き「これにて学園編終わりです。」)、ロイドたちはサルーム王国へ戻ります。第194〜257話にノアとガゼルの名前は一度も出てこず、その後どうしているのかは書かれていません。遺産は仲間の手元に残り、第185話ではレンの練毒刀が四天王ガンジートを捉え、第244話ではシルファの剣『術式刀』が「以前学園で手に入れたウィリアム=ボルドーの遺産の一つ」と説明されます。物語の流れはWeb版ストーリー全ネタバレ解説で通して読めます。

考察ポイント:二人が勧誘のときに口にした「来たるべき戦い」「来るべき戦い」(第159・160話)が何を指していたのかは、Web版では明かされていません(第257話時点)。封印を見張る家の役目からは封印を破って出てくる魔族との戦いと読めますが、どちらの台詞も兄弟で張り合う独り言の直後なので、後継争いを指すとも読めます。また、物語の第1話は、前世のロイドが通った魔術学園の学長が引いたウィリアムの言葉「魔術師として大切なものは、先ずは家柄。次に才能。そして最後に努力である。」で始まり、学長は努力を「ただの前提」と語りました。ロイドはその子孫の二人を「素質自体はかなりのものだし、何より勤勉だ」と見ています(第179話)。始祖の家柄と才能に恵まれ、そのうえ勤勉な兄弟は、この言葉の三つをそろえた人物として描かれていると読めます。

書籍版・漫画版・アニメでのノアとガゼル

書籍版(講談社ラノベ文庫)では、7巻(2023年12月1日発売)の公式紹介文に、ロイドが「ボルドーの子孫である兄弟に目をつけられてしまい」、魔軍四天王ヴィルフレイと戦うことになると書かれています。紹介文に二人の名前は出てきません。

漫画版(マガジンポケット)は学園編の途中で、配信一覧には第222話「ノアとガゼル」(2026年8月29日配信)と第223話「ボルドー流」(9月12日配信)があります。読者の感想ブログ「BLACK SWAN 2nd GIG」によると、第221話で二人は学園に潜む魔族が狙っているとみられる「ウィリアムの末裔」として描かれ、第222〜224話ではギザルムと戦い、「現実と幻影」を混ぜ合わせる「現影魔戦術」で一度は傷を負わせたものの、やり返されて敗れます。Web版の学園編にギザルムは登場せず、「現影魔戦術」という言葉もWeb版の本文にはありません。

TVアニメは第2期(第13〜24話)の教会編まで放送され、ノアとガゼルは登場していません。2026年10月26日時点で第3期の発表は見当たりません。

人気投票

マガジンポケットのキャラクター人気投票(漫画版の読者投票)の第3回(2024年、公式画像は10位まで)と第4回(2025年、49位まで)の結果に、ノアとガゼルの名前はありません。漫画版で二人が本格的に登場するのは2026年8月ごろで、どちらの投票よりも後です。

まとめ

  • 人物:ウィリアム=ボルドーの子孫の兄弟。兄ノアは双口を持つ生徒会長、弟ガゼルは無詠唱の火球を撃つ学園愚連隊のリーダー
  • 不仲の理由:命にかかわる封印守りの役目を、互いに相手へ継がせたくなかった
  • ロイドとの関係:生徒会と舎弟の掛け持ち(偽名ロジャーとロデオ)から始まり、第178話でロイドの下に就くと誓う
  • ヴィルフレイ事件:グリモに毒を盛られ、「裏側」で四天王に追い詰められたが、見よう見まねで封印魔術を組み上げたロイドに救われた
  • ダンジョン:遺産の練毒刀はレンの武器になり、封魔器はコニーに貸し出されて村で使われた(第184話)
  • 最新話:最後の登場はガゼルが第191話、ノアが第193話。第257話まで名前は出てこない