こんにちは、ぼくです。
この記事は、Netflixドラマ版ウィッチャーを視聴した人や未来の自分のため書いてます。
シーズン２も決まっていることですし、あとで「どんな話だったかなあ」と復習したいときに、役立つといいなあ、と思います。
- １０分程度で、1時間ドラマのウィッチャー６話の内容を振り返ることができます。
- また、劇中だけでは描かれていない情報を知ることができます。
- そして、それら情報を踏まえた考察を得ることができます。
ウィッチャー2話の結末をネタバレ
この章では、舞台となった場所を地図で示した後に、視点人物ごとの結末をお伝えします。
第2話の舞台を地図
第2話から視点人物にイェネファーが増えました。
イェネファー視点：アレツザ
ゲラルト視点：ドル・ブラサンナ
シリラ王女視点：シントラ
イェネファーの結末
アレツザの学長に認められ昇級。うなぎに変えられた同級生の処理をする。
ゲラルトの結末
ドル・ブラサンナで農家を荒らす原因を取り払い、クエストクリア。ヤスキエルを旅の友とする。
シリラ王女の結末
シントラの難民キャンプからエルフのダーラと抜け出し、ゲラルト探しの旅を続ける。
ウィッチャー2話のあらすじをネタバレ
この章では結末に至るまでのあらすじを視点人物ごとにネタバレします。
イェネファーのあらすじ
by Netflix起：4マルク
奇形のせむし少女イェネファーは、親にアレツザに売られてしまいます。
悲しみのあまり自殺を測ります。
承：劣等生
一命を取り留めたイェネファーは、魔法使いになるための授業を受けます。
みんなのようにうまくいかず、イェネファーは魔法学院でも劣等生でした。
しかし、イストレイドに相談したところ、心を読む課題をクリアすることができました。
転：昇級
次の試練は、落雷を瓶に納めるという難題でした。
イェネファーは落雷を瓶に納めることができず失敗します。
しかし、体に取り込んだ落雷を攻撃として放つといった、応用をして見せ合格しました。
結：アレツザの真実
イェネファーは落第した同級生がうなぎに変えられているところを目撃します。
イェネファーは昇級し、ティサイア学長の命に従い、落第した同級生（うなぎ）を処分するのでした。
ゲラルトのあらすじ
by Netflix起：ヤスキエルという男
ゲラルトはひとり酒を飲んでいると、吟遊詩人ヤスキエルと出会う。
ドル・ブラサンナで作物が悪魔に盗まれるからどうにかして欲しい、というクエストを受注する。
承：双角の怪物
ドル・ブレサンナにつくと、作物の中から双角の怪物が現れる。
ゲラルトは相手に知能があることを理解すると、殺さず出ていくよう説得をする。
しかし、説得虚しく、後方からの一撃でゲラルトは意識を失い、敵に捕縛される。
転：スコイア＝テル
ゲラルトを捕縛したのは、エルフの一団スコイア＝テルだった。
双角の怪物はシルヴァン（トルク）は、エルフのために盗みを働いていたのだ。
ゲラルトは、自分は人間でないという主張と、生きるために共存していることを伝え、スコイア＝テルもこの地を離れ、生きていくことを進言し、受け入れられ、釈放される。
結：ほら、コインだよ！ ウィッチャー
ヤスキエルがゲラルトの今回の冒険の歌を歌う。
ゲラルトが事実との違いを指摘するが、「尊厳じゃ、物語は作れない」と言われ、ヤスキエルに別れを告げる。
シリラ王女のあらすじ
by Netflix起：難民キャンプ
シリラは難民キャンプに流れ着く。
ここまで一緒にきた少年は姿を消していた。
そこで、シントラ国民にキャランセ女王や王族が嫌われていることがあるという事実を知る。
承：被害者
シリラは配給を受けることができず困っていると、仕立て屋の少年に助けられ同じテントで暮らすことになる。
少年の母にお互い協力して強く生きていこう、と励まされながら就寝する。
しかし、そこへニルフガードが攻め込んでくる。
転：強襲
強襲を受ける難民キャンプ。
逃げ支度をしていると少年の母はひどい扱いをしていた小間使いに殺される。
シリラの背後からテントに剣が突き立てられ、絶体絶命のピンチに陥る。
結：エルフのダーラ
それを救ってくれたのは、難民キャンプまで一緒にきた少年だった。
彼の名前はダーラ。エルフだった。
逃亡劇は続く。
ウィッチャー2話の登場人物をネタバレ
ティサイア
アレツザ魔法学院の学長。
イェネファーの師匠であり、今後もずっとその関係であり続ける。
イェネファーになぜか親近感を持っている様子。
フリンギラ
イェネファーの同級生。黒人。
最初に石を浮かせた代償に左手を損傷する女生徒。
サブリナ
イェネファーの同級生。優しい顔の白人。
アニカ
イェネファーの同級生。
うなぎ１号。
ドラリス
イェネファーの同級生。
うなぎ２号。
ラーク
イェネファーの同級生。
うなぎ３号。
イストレド
イェネファーと初めて接触した魔法使い。
ストレゴボルとつながりがある。
ヤスキエル
吟遊詩人。
実は子爵もちの本物の貴族である。
女性トラブルは多いものの、善人。
ゲラルトの友人となる。
フィラヴァンドレル
スコイア＝テルの指導者。男エルフ。
ふたつ名は銀の塔のファラバンドレル。
トルヴィエル
スコイア＝テルのメンバー。女エルフ。
人間がとにかくにくいらしい。
シルヴァン
トルクと呼ばれる双角の怪物。
知能指数が高く、エルフ語と人語のバイリンガル。
ダーラ
エルフの少年。
シリラの旅を支える。今後「家族」となり家族でなくなる。
ウィッチャー2話の用語をネタバレ
天体の合
異世界が混じり合った魔法的現象。
ウィッチャーの世界は元々、ノームやドワーフなどが住む世界だった。
そこに天体の合で、エルフと人間がやってきた。
イメージでいうと、海外ドラマフリンジの並列世界が一つになるぜ現象。
このときのエルフは、アイン・シーデからやってきたエルフ。
人間は・・・シラン
そして、今世界を徘徊する幽鬼ことワイルドハントは、アイン・エレのエルフたち。
この世界を渡る力こそが「源流」であり、シリラ王女が狙われている原因。
銀の塔
ドル・ブサンナに過去（エルフ統治下）にあったとされる建造物。
ウィッチャー2話のストーリー考察
全体的に異文化や異民族との問題がテーマになっていて、重めの話でした。
イェネファーの話は、異民族との混血児の話。
ゲアルトの話は、異民族の復讐と妥協の話。
シリラ王女の話は、異民族に助けられる話。
そして、そのどれもが「死ぬことが役に立つこともある」というテーマを隠してました。
イェネファーの話では、バランスとコントロールの話がされ、落第生たちはうなぎになり、人間としての死をむかえることで、アレツザの役に立ちました。
ゲラルトの話では、大量に死んだエルフの死体を肥料に（つまりは役立てて）、人間が豊かな土地で暮らしている、と。
そして、シリラの話では、気のいい仕立て屋家族がニルフガードに強襲され、死んだからこそ、シリラはゲラルトを探す旅路を進めることができ、また今後も非常に重要なポディションになる、ドラマオリジナルキャラクターのダーラと親交を深めることとなったのです。
ティサイア学長の言葉を、今回の話を通じて一言にまとめるのだとすれば、こうなるでしょう。
死は誰かに、生を、力を与える。
ウィッチャー2話の雑談
なかなか重い話ではありましたが、三視点で進むようになり、若干展開が遅く感じられたかもしれません。
なので、各視点人物ごとに今回はまとめてみました。
シナリオの進みにあわえせてまとめる、わかりにくいかなあ、と。
今回、イェネファーとアレツザがメインに取り上げられたことで、ウィッチャーの世界の魔法についてよくわかるようになったのではないでしょうか。
力を発現、魔法を行使するには、混沌の力が必要。
そして、混沌の力を使うポイントは、バランスとコントロール。
これからも戦闘で魔法が使われるたび、その代償を誰かがどうにかして払っている、ということですね。
鋼の錬金術師の錬金術でいうところの、等価交換みたいなものでしょうか。
でも、だとしたら、イェネファーが自然発生的に生んでいるポータルは何を媒介にしているんですかね？
成長したあとのイェネファーならうまく混沌をコントロールしているだけかもしれませんが、最初にイェネファーがポータルを作ってアレツザについたときは・・・？
もしかしたら、イェネファーにいたずらしようとしたふたりの若者は、あの日以来誰も見なくなってしまったかもしれませんね。
それこそ、「死んで役立つこともある」だったのではないでしょうか。
あのふたりの犠牲がなければ、イェネファーはシリラ王女の母のように魔法を教えることもできず、守ることもできず、世界は滅んでしまっていたのかもしれません。
と。
急に、軽い話になりますが、字幕版、吹き替え版両方見てみて、思ったのが、ヤスキエルの声って小林親弘さんがやっているのですが、最近だとビースターズの主人公レゴシとか、ゴールデンカムイの主人公不死身の杉元とかですね。
売れてますねえ。
ということが言いたいわけではなくて、レゴシとか杉元やっているときは、細谷っていうアルスラーン戦記のダリューンなんかの声をやっている人と似てんなあって思ってたわけですけど、なんか、ヤスキエルは話している調子のせいか、銀魂の銀さんで有名な杉田に似て感じますね。
まあ、杉田はあんなに歌上手くないと思いますけど（ファンの方すみません）。
ただ、高音の裏声キツそうですねー。
何か代償を払わないと、ダメかもしれませんね。何か切り落とせば高音出るようになるかもしれません（下ネタ）。
それではまた次回お会いしましょう！
ぼくでした。
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了
